カラーザウルス(sharp MI-10)
使えないのに、置いてた物。
学生の頃、使っていたのはCASIOの電子手帳でしたが、SHARPからカラー液晶のMI-10が発売されたのを機に買い替えました。
今では、携帯端末やPDAと呼ばれたでしょうが、当時は、まだ電子手帳とPCの中間、インターネットが出来る電子手帳という感覚でした。
インターネットが出来ると言っても、モデムカードを入れて、電話回線につないで28.8kbps。
キーボードは、今のスマホやPDAで当たり前になったタッチスクリーンで、手書き認識も出来るものでした。
パンフレットだけでなく、紹介される雑誌や広告にも、ICカードを差し替えると表計算を含め色んな機能が使えるとのことで、将来的にも期待が出来ると思っていました。
ただ、メモリが2MBしか無く、発売を待ってた表計算のICカード等は出ず、半年後に出た8MBのザウルスには標準で表計算が付いてました。
MI-10の表計算のICカードはいつ出るのかと、SHARPに問い合わせたところ、「ソフトの開発は他の会社がするもので、そもそも2MBしか無いのに表計算は無理ですよ」と言われてブチ切れた思い出もあります(怒!)
本体とモデムカード、カメラカード、メモリカード、予備バッテリー等、当時20万円以上掛かった物でしたが、将来性も無く終わってしまいました。
短期間でしたが、使っている間は将来性を信じて、仕事、プライベートかかわらず持ち歩いていたので、色んな思い出もあります。
今は使い途も無く、電源コードも紛失して充電も出来ない物となってしまいましたが。
新しいものに飛び付いて、痛い目を見た思い出?のある物です。
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